新築を建て続けると空き家が増える

街を歩くと最近空き家や空室が多いことに気が付く。実際にどの程度の空き家があるのか、住宅・土地統計調査報告で日本の空き家の現状
を見てみよう。1963年には住宅が不足し、空き家はわずか
2・5%しかなかったが、その後空き家は増え続け
2008年には日・1%が空き家という状況にまで
なった。これまで、徐々に空き家率は上昇してきて
いるが、今後も空き家は増え続けるのだろうか。
空き家は需要を超える住宅の供給がある場合に発
生する。これまでは人口・世帯数ともに増えていた
ので需要は増え続けていることになる。現在は人口
が減少しているが、世帯数は増え続けている。これ
は、核家族化が進むことで1世帯当たりの人員が減
少しているからだ。1963年には1世帯の平均人
員は4・お人だった。ところが、2008年には
2・日人にまで低下している。独身や、夫婦子なし世帯が増えることで、人口が増える以上に世帯数は増えてきたが、その世帯数の伸びを上
回る住宅供給がされてきたということだ。
今後、世帯数は2015年をピlクに減少に転じると予測されている。ということは、
新規供給を上回るペIスで古い住宅を解体していかなければ空き家は減らない。新築住宅
着工件数は1973年の年190万戸をピlクに減少し2000年以降は年106万11
29万戸の聞を上下していたが、リlマン・ショックの影響で2009年には加万戸ベー
スへと大幅に落ち込んでいる。すでにピlク時の半分以下なので空き家の増加率が抑えら
れたはずだ。今後はより新築住宅の供給ペlスを抑えていかなければ、空き家率の上昇ベ
ースが加速することは間違いなく、じきに却%超えの時代がやってくることになるだろう。
都道府県別に見ると、すでに山梨県が却%を超えている。その他の都道府県もすべて空
き家率が叩%を上回っている。人口が流入している東京都でさえも日・1%と平均よりは
低いものの高水準の空き家率となっているのだ。
空き家や空室が増えれば、景観の面でも、治安を維持する面でも悪影響だ。住宅の供給
過剰の問題は、今後間違いなく社会問題となってくるだろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です